愛知・長久手/発起人・みゃくの助産寺

助産寺代表  安岡 一静

浄土宗尼僧
いただき繕・食医

1974年、富山市内にて曽祖母も共に暮らす7人家族のなかに長女として生まれる。

両親、二人の弟、親戚から愛情を受け、自分にも周りにも大きな問題はなく、世間知らずでぬくぬく育つ。都会に出たい一心で自分の偏差値に応じた東京の私立大学を受験し、たまたま可能であった中高の保健体育の教職免許をとるが、教師にはならず、流れのままに結婚。

何不自由ない生活を送っていたが、ある時、自分は社会のレールに乗ったように生き、結婚までしたが本当の意味で幸せではないという思いが湧き、自分が何のために生きているのかわからなくなり、鬱々とした日々を送っていた。

そんな中、ネットワーク地球村の講演を聞いたことがきっかけで世界の環境、貧困、戦争、食糧危機など様々な問題を知るようになる。問題を解決するために先ずは自分が変わらなければいけない、と気がつき、富山の山奥で自然農をされているご家族のご自宅でホームステイさせていただいたり、古民家を解放して自然に寄り添う暮らしを模索する人々の集える場所作りをされている方のお手伝いをさせていただくうちに、自分が人間としてどう生きるかを求めはじめ、自分の人生を見つめ直すために離婚。

2005年、心身のリセットのために、お寺が主催する断食道場に参加したことがきっかけで「仏道」と出会う。生きる道を求めてそのまま30歳で出家、尼僧となる。

修行中にお寺とご縁があった【農哲学院】の「いただき繕」の教えとの出会いで自分らしく生きる道を確信。

「仏道」と「いただき繕」、両方の学びを深めるために2007年 33歳の時に宣教師としてヨーロッパ(スコットランド、スペイン)に渡る。独学で語学を学びながら現地の方々とご縁をつなぐことからはじまり、念仏会やいただき繕の食事会開催、自然農苑開拓、いただき繕レストランの立ち上げなど、実践の日々を送る。
(写真は、2015年スペインオリーブ自然農園にて)

 

2016年、日本に帰国
株式会社貊村のオリーブオイル事業に発起人として携わりながら、命を伝える尼としての役割を模索。

7月、新しい命の誕生(自然分娩)に立ち会ったことから、ありのままの命が受け入れられる場所として助産寺立ち上げの構想を思いつく。

助産寺は女性たちが安心して自分を解放し、命と向き合える場所。

新しい時代の価値観を生み出す「芸術と生活の場」

そこには政治・経済・教育・医療の実践的な新しいモデルが生まれるように、私は新しい尼の在り方を実践しながら、道を求める女性達が「女神」として喜びとともに世界を視野に羽ばたいて生きられるよう、共に歩むことが天命と自覚する。

9月、生後2ヶ月の乳児を預かり、現在、育ての母としての役割も実践中。

命がどう育まれていくのか日々の体験から、食や環境の大切さを実感すると共に、人と人との繋がりが希薄になった現実社会の中で、お互いに助け合える子育ての場として、女性たちが血縁を越えた繋がりを持って生きることの重要性を痛感。

2017年3月 逆子であるため数日後の帝王切開を控え思い悩む第二子臨月の女性と出会う。
相談に乗るうち、様々なケアをしている病院の先生と出会い、逆子でも場合によっては自然分娩が可能と分かり、その病院で出産させていただけることに。

出産前3週間を共に過ごし、食や生活を整え、体力を付け、逆子のまま無事に自然分娩で出産。出産後も2週間を共に過ごし、あるがままの自然な母と子のいのちのつながりを実感。(この体験談はこちら)

こうした経験から「助産寺」のカタチが見えてきました。

2017年8月、みゃくそん株主総会にて母屋利用の承認をいただき、本格的にスタートです!

みゃくそんのみなさま、どうぞよろしくお願い致します。

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